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伝えたいこと。湧き上がってくるもの。
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 はい、そんなわけで告知です!
 映画「奇跡」のレビューとか、先週行ってきた熊野古道一人旅のあれこれとか、書きたいことはいっぱいあるけどとりあえずこれを書かなきゃ始まらない!
 てな訳で、直前になってしまって申し訳ないですが告知です!



2011/07/10
THE NIGHT FLYER 初のワンマンライブ
「パーフェクトワールド」
open/17:30 start/18:00
aube渋谷にて
前売り券¥2300プラスドリンク代 当日券¥3000プラスドリンク代
ライブ特設サイト→http://thenightflyer.com/0710/

 私、KANAが以前から写真を担当させてもらっているバンド、THE NIGHT FLYERが初めてのワンマンライブを行ないます!
 約一年、ライブごとに彼らが配布していた物語がこの日、とうとう完結します。
 当日は、物語の世界を別の視点で描いた映画も上映。
 もちろん私が撮った写真も展示します。
 さらには、入場されたお客様先着100名には写真も配布しちゃいます! 正真正銘、生写真です!
 こんなにスペシャルなライブ、見逃すなんてもったいなさ過ぎる!
 是非! 是非来てください!

 いやほんと、楽しみすぎる。私が。
 どんな一夜になるんだろう。わくわくする。
 写真は揃いました。後は展示用・配布用にあれこれ手を加えるのみ。ま、それがまた手間なんだけどな(笑)。
 でもほんとにほんとに、早く日曜が来て欲しいです。

 直前の告知になってしまって申し訳ないですが、行く!という方、前日くらいまでにKANAに連絡いただければ前売りの金額で入れますので、ぜひご一報を!
 あんまり興味ないなぁという人も、騙されたと思って特設サイトを見に行ってくださいな。きっと心揺れるはずだから!


 ぜひぜひ、皆様のお越しを関係者一同お待ちしております!

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 mixiでは日記を書いたけどこちらではまだだったので念のため書いておきます。
 上月兎会とその家族は、なんら怪我もなく無事でおります。ご安心ください。

 地震発生当時は千葉県内の職場にいました。揺れによって背丈よりもある棚が倒れたりしたけど、けが人も特にいなかったよう。
 ただ、県内に自宅がある職員がほとんどにも拘らず、交通網の麻痺で帰宅難民者が多く出て、職場に泊まった人もちらほらいたみたい。かくいう私も電車が動いていない&歩いたら相当の距離&次の日も仕事だったため、寮に住んでいる子に泊めてもらうことにしました。
 次の日はたまたま自分は半勤だったため、お昼過ぎに帰宅。でも案の定電車はダイヤが大幅に乱れていて、家までいつもの3倍近い時間がかかった。疲れました。でも止むを得ない。
 自宅マンションは、エントランスのタイルがずれて浮き上がっていたり、廊下の手すりが歪んでいたりしました。家の中もめちゃくちゃで、それでも一晩でずいぶん片付いた、と母。曰く、冷蔵庫の中身は全部飛び出し、食器棚も手前にある(=よく使う)ものは落ちて割れたとのこと。レンジとトースター用の棚は倒れたままになっていました。
 自分の部屋もめちゃくちゃで、棚の上のものは全部落ち、本棚の中身も一部散乱、棚に置いていた鉢植えは落ちて土が散らばり陶器の受け皿が割れて破片が飛び散り、足の踏み場がない、何がどこにあるのか分からない状態。ベッドの上が無事だったのが幸い。

 ……だけど、それが「被害」とはいえないほど、自分は「被災者」だと言うのが憚られるほど、テレビに映し出される被害は深刻で、何を感じていいのかわからなくなる。目の前で家が流される気持ちって、家族の安否がわからないって、どんな気持ちなんだろう。
 ほんのちょっと、本当にほんのちょっとだけど、戦争や災害で自分だけが生き残った人がくちにする「生き残ってしまったのが申し訳ない」っていうのがわかった気がする。本当に、ちょっとだけ。

 昨日は部屋の片づけをして、といっても散乱したものをダンボールに入れただけだけど、今日はたまたま休みだったので母といろんなものの買出し。水やレトルト食品、缶詰は既にまったくと言って良いほど売り切れで、トイレットペーパー、ティッシュペーパーも品薄。
 今後のことを考えながら、だいぶ気持ちは落ち着いてきたけど、いったいいつまで不安を抱えながら生活していくんだろう、と思う。余震の不安、停電の懸念、水が止まるかもしれない、生活用品や食料品がスーパーに並ばなくなるかもしれない、そんなのが、どれだけ続くんだろう。
 被災地のことを考えながら、自分の生活も送る必要がある。たくさんの遺体が見つかっている横で、うちの今日のご飯はなんだろうと思う。
 私にできることはなんだろう。
 と、考えながら、自分の生活に戻っていくんだ。
 同じ空の下に、家を、家族を、住みなれた町を失った人たちがいるというのに。


 私にできることはなんだろう。

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 見てきましたよ「やぎの冒険」。

 気づいたら上映回数がかなり少なくなっていて、9時40分からと夜の8時くらいからしかなくなっていてどうしようかと迷ったけども。休みの日に、仕事に行く日とほとんど変わらない時間に起きて、池袋までいってきたのでした。
 さすがに朝早いせいもあって、映画館はガラガラ!70人くらい座れる部屋に、5人くらいしかいなかったんじゃなかろうか。快適快適。


 以下感想。

 始まってからしばらくは、これ十代の子が撮ったんだよなぁ、でもそんなふうに意識しながら観るのは失礼だよなぁ、っていろいろ思っていたけど、だんだんそんなことどうでもよくなってきた。
 全体的にスローペースで、丁寧で、もっといろんなことを詰め込もうとすればできただろうにあえてそうすることもなく、声高な主張もなく、だけど伝えたいことはちゃんとあって、ゆっくりと体に染み込んでくる、そんな映画でした。好感が持てました。
 本当にねー、丁寧なんだよー。沖縄の日常の風景がそのまま撮られているような印象で。沖縄らしさを強調するわけじゃないのに、やっぱり全編ずっと沖縄の空気が漂っていて。
 少年の、たぶんあの年頃を経験した人は誰しもが抱えてきたのであろう不安や憂鬱さ、心もとなさと、衝動性や根拠のない全能感がない交ぜになった感覚、も、すごくよく出ていた。そこら辺は、やっぱり登場人物たちとすごく近い年齢の監督ならではの表現なんだろうなぁ。年齢のことを持ち出すのってどうしても上から目線になってしまいがちで、年下を侮ってるようで、あんまり好きじゃないんだけどさ。でも「この年齢にしてはなかなかやるな」じゃなくて、「この年齢だからこそこういうのが撮れるんだな」っていうのをすごく思った。だって、大人が作る「こども像」って、どこかで無理がでるんだよ。無駄にこどもっぽくしすぎたり、かと思えば変なところで大人びていたりね。都合のいい「こども」を大人は作りがちなんだ。それが一切なかったのがとてもよかった。うん、本当によかった。
 あと、個人的には主人公が那覇から名護へのバスに乗る風景、那覇バスターミナルとか、米軍基地がちらりと見えたりとか、西海岸沿いの風景とかが一年前の沖縄旅行を思い出されてツボでした。

 うん、早起きしてわざわざ池袋にまで見に行った甲斐があった。

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 今年の目標の一つは、映画をたくさん見ることです。
 本当は映画に限らず、いろんなアートに接していくことができると良いんだけどね。ま、一番身近なものだからね。

 というわけで、手始めに「ノルウェイの森」を観てきました。
 以下ネタバレありー。




・キズキがかなり初っ端にいなくなってびっくり。というか、自殺のシーンがリアルでぞっとした。
 確かにありゃあ小さい子どもには見せられないな。

・かなり原作に忠実でした。忠実すぎて詰め込みすぎ?とも思った。
 特に永沢先輩とか、突撃隊とか、出さなくてもよかったのでは……、とちょっと思った。
 でも出さなかったらそれはそれで間延び&ワタナベの心情が生きないのかしら。むー。

・何もあんなに歩かなくても……、と思った。
 特に室内で歩き回るのって……、だいぶ不自然だ……。

・直子の精神が壊れていく様子が生々しかった。すごいよ菊池凛子!
 きっと、心を病んだ人って本当にあんなふうなんだろうな。


 全体的に、原作の雰囲気がかなりそのまま映像になっていました。あの、重苦しい、気だるい、胡散臭い、ゆっくりと沈み込んでいくような暗さ。同時に、どこかふわふわとした頼りなく漂っているような浮遊感、心もとなさ。
 たぶんあの時代の学生たちは、ほとんどみんなそういう感覚を味わっていたんだろう。
 登場人物の心の動きは、原作よりもむしろ映画のほうが伝わってきやすいかも。少なくとも私は、映画を見てやっと緑のことを理解できたような気がする。直子の不安定さもワタナベの心の揺れも、小説よりも生々しくて目が離せなかった。映像になるって、人が表現するって偉大だ。
 でもなー、覚悟はしていたけどベッドシーンが多かった! いろんな人と簡単に寝すぎだよワタナベ! それともあれが男の願望なのか!? どうなの世の男性諸君!! ちょっとあの点だけは理解しがたいわー。



 もう一度見たいかといわれると、うーん、という感じです。悪くなかったけど、ものすごくいいわけでもなかった。
 ああでも、あとからじわじわといろんな思いが浮かんでくるかも。忘れられない映画になるか、も…?
 という、個人的感想でした。お粗末様です。
 (本当に、まともな記事を書くのが久しぶりで文章がなんかおかしい。気持ち悪いけどどこを直せばよくなるかわからない……!)


 今度は予告でやってた「百夜行」と「ソーシャルネットワーク」が見たいです。うん、時間見つけて見に行こう。

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 みなさま、新年明けましておめでとうございます。


 …………って、一通り記事を書いたのに消えてしまったーーー!!!
 もうすごいショックすぎてどうしよう!!! 今年一番のショッキング事件だ!
 年末年始の出来事も今年の抱負も書いて、読み返してよしこれでオッケーだと思って、あとはアップするだけだったのに~~~!


 ということで、全部を書き直す気力がないです。
 同じ文章なんて書けないし。
 ああもうどうしてくれよう! ものすごく真面目に、いいこと書いたのに!
 ほんとにさっき書いた文章とこの記事との格差を見せたかったよ!
 はぁぁ~~~~・・・。


 そんなわけで、こんな上月ですが今年も一年、どうぞよろしくお願いします。
 もうほんとに、まったく……。

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KANA
性別:
非公開
自己紹介:
日本写真芸術専門学校在籍。
主な使用カメラ:NIKON U2 , NIKON D7000 , HASSELBLAD 503cx
植物と光と陰を撮るのが好きです。
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