伝えたいこと。湧き上がってくるもの。
数日前のこと。
深夜、ネットでラーメンズと天海祐希と他数名がコントをしている動画を見ていた。
これがもう面白くて、隣の部屋で父が寝ているために、笑い声を必死に押し殺していた。
で、ふと気づくと、私は自分のマンションを見上げていた。もちろん外。あたりは真っ暗。我が家の電気は消えていて、ひとつ下の階の電気は付いていた。寂しいような、何かをあきらめたような、でもどこかに気楽さがあるような、そんな訳のわからないぼんやりとした気持ちでしばらくマンションを眺めて、それから歩きだした。さっきの動画、帰ったらブログに張り付けようと思いながら。
気づいたら逆立ち歩きをしていた。そもそも普段は逆立ちすらできない私がそれで歩けているわけで、だから体が何物かに乗っ取られているとか、そういう尋常じゃないことがおきているということはわかっているんだけど、まるでよくあることのように私は冷静だった。
少し行くと、前から2人の男が歩いてくるのがわかった。若い話し声だった。
深夜、こっちは逆立ち歩きをした謎の女だ。鉢合わせをしたら面倒なことになるのは明らかだから、私はすぐ左手の階段を降りていくことにした。(乗っ取られているかなんかしているけど、多少は意志通りに動けるらしい)
が、片方の男が私に気づいたらしい。いま何かいたぞ、とかなんとかいいながら二人して小走りで寄ってくる。私は一段ずつ降りるのをやめて、二段飛ばしで少し急ぐ。すげーな私の腕。
でも、もし見られても私は困らない。困るのは奴らの方だ、っていう余裕がどこかにある。だからたぶん、笑顔だった。
そして、階段の三分の二くらい降りたところで奴らが私の姿を見つけた。何物かに乗っ取られているかなんかした女の姿。
少し振り返り、絶句のあとに恐怖がこみ上げてきて、半狂乱になる寸前の奴らを見た。
あーあ、見ちゃったのね。
思わず、くふふっ、と笑い声が漏れた。
現実の体が笑ってる声で目が覚めた。
………!!!
何なんだ今の夢は!!しかも本当に笑うだなんて!
目を閉じていても、まだ深夜らしいことがわかる。
下手に目を開けて部屋に誰かが(あるいは、何かが)いたりしたら恐ろしいから、ぎゅっと目をつぶって体を強ばらせて動悸が収まるのをひたすら待った。
しかもこんなときに限って、よく一緒に寝てる猫がいないし!
心臓をバクバクさせながら、隣の父の部屋で寝ているであろう猫に必死でテレパシーを送った。さつきー、さつき~、おいで~!
あと、去年死んだ猫にも念を送った。ニケ~、仲良くしてたんだから私を守るんだぞ!
(って言葉にすると滑稽だけど、当人はだいぶ本気)
すると。
5分くらい経ってからだろうか。
部屋のドアか少し開いた音がした。
…ま、まさか幽霊だったり…しない…よね?
恐る恐る開けた目線の先にいたのは、
じっとわたしの顔を見つめているさつき。
わっ、さつき!本当に来てくれたのかっ!
案外頭よくて律儀だなお前!!
とほっとしたやら嬉しいやら。
そう、今お前のこと呼んだんだよ~、といっぱい撫でてやって、無事に一緒に眠ったのでした。
本当に念が通じたのかどうかはわかんないし、というかたぶんたまたまだったんだろうとは思うんだけど、不思議な出来事だった。
しかし今思い出してみても不気味な夢だった…。何だったんだろう。
ラーメンズと天海祐希と他数名のコントは面白かったんだけどなぁ。どこで方向性が変わっちゃったんだろう。
深夜、ネットでラーメンズと天海祐希と他数名がコントをしている動画を見ていた。
これがもう面白くて、隣の部屋で父が寝ているために、笑い声を必死に押し殺していた。
で、ふと気づくと、私は自分のマンションを見上げていた。もちろん外。あたりは真っ暗。我が家の電気は消えていて、ひとつ下の階の電気は付いていた。寂しいような、何かをあきらめたような、でもどこかに気楽さがあるような、そんな訳のわからないぼんやりとした気持ちでしばらくマンションを眺めて、それから歩きだした。さっきの動画、帰ったらブログに張り付けようと思いながら。
気づいたら逆立ち歩きをしていた。そもそも普段は逆立ちすらできない私がそれで歩けているわけで、だから体が何物かに乗っ取られているとか、そういう尋常じゃないことがおきているということはわかっているんだけど、まるでよくあることのように私は冷静だった。
少し行くと、前から2人の男が歩いてくるのがわかった。若い話し声だった。
深夜、こっちは逆立ち歩きをした謎の女だ。鉢合わせをしたら面倒なことになるのは明らかだから、私はすぐ左手の階段を降りていくことにした。(乗っ取られているかなんかしているけど、多少は意志通りに動けるらしい)
が、片方の男が私に気づいたらしい。いま何かいたぞ、とかなんとかいいながら二人して小走りで寄ってくる。私は一段ずつ降りるのをやめて、二段飛ばしで少し急ぐ。すげーな私の腕。
でも、もし見られても私は困らない。困るのは奴らの方だ、っていう余裕がどこかにある。だからたぶん、笑顔だった。
そして、階段の三分の二くらい降りたところで奴らが私の姿を見つけた。何物かに乗っ取られているかなんかした女の姿。
少し振り返り、絶句のあとに恐怖がこみ上げてきて、半狂乱になる寸前の奴らを見た。
あーあ、見ちゃったのね。
思わず、くふふっ、と笑い声が漏れた。
現実の体が笑ってる声で目が覚めた。
………!!!
何なんだ今の夢は!!しかも本当に笑うだなんて!
目を閉じていても、まだ深夜らしいことがわかる。
下手に目を開けて部屋に誰かが(あるいは、何かが)いたりしたら恐ろしいから、ぎゅっと目をつぶって体を強ばらせて動悸が収まるのをひたすら待った。
しかもこんなときに限って、よく一緒に寝てる猫がいないし!
心臓をバクバクさせながら、隣の父の部屋で寝ているであろう猫に必死でテレパシーを送った。さつきー、さつき~、おいで~!
あと、去年死んだ猫にも念を送った。ニケ~、仲良くしてたんだから私を守るんだぞ!
(って言葉にすると滑稽だけど、当人はだいぶ本気)
すると。
5分くらい経ってからだろうか。
部屋のドアか少し開いた音がした。
…ま、まさか幽霊だったり…しない…よね?
恐る恐る開けた目線の先にいたのは、
じっとわたしの顔を見つめているさつき。
わっ、さつき!本当に来てくれたのかっ!
案外頭よくて律儀だなお前!!
とほっとしたやら嬉しいやら。
そう、今お前のこと呼んだんだよ~、といっぱい撫でてやって、無事に一緒に眠ったのでした。
本当に念が通じたのかどうかはわかんないし、というかたぶんたまたまだったんだろうとは思うんだけど、不思議な出来事だった。
しかし今思い出してみても不気味な夢だった…。何だったんだろう。
ラーメンズと天海祐希と他数名のコントは面白かったんだけどなぁ。どこで方向性が変わっちゃったんだろう。
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プロフィール
HN:
KANA
性別:
非公開
自己紹介:
日本写真芸術専門学校在籍。
主な使用カメラ:NIKON U2 , NIKON D7000 , HASSELBLAD 503cx
植物と光と陰を撮るのが好きです。
主な使用カメラ:NIKON U2 , NIKON D7000 , HASSELBLAD 503cx
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