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小学生のとき、私は合唱部に入っていたのですが。
なぜか今日、そのときの夢を見ました。
あ、といっても過去の出来事が出てきたわけではなく、こまごました設定は昔のまま新たなストーリーの展開、って感じで。

音楽室(部室)にいくともうみんな、パートごとに分かれて練習をしていて。音取りがある程度終わっていて、試しに他のパートとも合わせてみているような状態。私も練習に加わる。
で、しばらくたって、いつのまにかミュージカルの練習に移行してるんですね。まだ台詞が完璧に頭に入っているわけではない、台本を持ったまま動いて練習する、立ち稽古の状態。
主人公は男の子。どんな集団にも一人はいるでしょう、目立ちたがり屋でひょうきんでちょっと不真面目ででもどこか憎めない、そういう子が。そういう男の子が、主人公役をやってる。私は、森の精その1その2、みたいな、他の女の子4,5人と一緒に、メインではないけどそこそこ重要な役回り。(ここらへん、直太朗の「森の人」の影響が強い気がする…)
で、急展開する場面の練習で、何事かが起こって森の精たち(仮)が大騒ぎするの。その騒ぎ方や台詞は台本にはなく、役者たちが自分で考えて、即興で演じる。みんな、迫真の演技。というかもはや演技でもないくらい役に入り込んでる。
森の精たち(仮)は円になって、それぞれの顔が見える状態で、うろたえてる。私の目の前の女の子が、「どうしよう!もうだめ!」みたいなことを言う。それを受けて私が「何を言ってるの!きっと生きれる!生きるのっ!」みたいな台詞を返す。
そこに主人公が登場。森の精たち(仮)はバッと身を伏せて待機。主人公の演技が始まる。
伏せた状態で左隣の女の子をチラッと見ると、すごい汗をかいてる。そして、泣いてる。涙が、みんなに見えるよう台本を広げて持っている私の手に落ちる。でも演技中だから、彼女は決して動かない。それを見て、私も泣きそうになる。
主人公は、舞台の真ん中で演技を続ける。どうやらそこは芝居の中でも重要なシーンらしく、でも彼は途中で引っかかってしまい、「1分ください、(台詞を)頭に入れます!」ってみんなに言って、台本を読み始める。それを見て私は、なーんだけっこう真面目なところもあるんじゃん、と、男の子を見直す。

そんな感じ。

変な夢です。きっと、心理学的に見たらなかなか面白い夢分析の対象になると思います(笑)。
ものすごく嫌な感じというわけではないど、決して明るい夢ではなかったなぁ。特に、自分が言った台詞と、女の子が泣いたのが、ぐっと来た。いかにも意味ありげな台詞だもんね。
泣いた女の子は、以前一緒にバイトをしていた、一個下の女の子のような気がします。快活で賢くてしっかりしていて、でもそれだけじゃない部分も見え隠れしているような子でした。なんで彼女が出てきたんだろうなぁ。


そのあとすぐにケータイのアラームが鳴ったので、起きてバイトに行ったのでした。

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日本写真芸術専門学校在籍。
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