ゆらゆら

今日（しまった、もう昨日だ…！）は夏至ですね。ということで、部屋の電気を消して、かれこれもう10年近く前に買ったものと思われるアロマキャンドルに火をつけて、これを書いています。キャンドルナイトです。
タッチタイプができる人でよかった…！
小･中学生の女の子って、アロマ関係とか、ちょっと大人を気取れるようなお洒落な（≒実用性のない）インテリアを集めるのが好きだったりしません？　私にもそういう時期があって、買ったはいいけど結局使わずじまいだったアロマキャンドルがずっとあったので。いい機会です。


ゆらゆらと揺れる炎の明かりが、閉ざしていた想いを呼び起こそうと、して、




来月の頭で辞めさせてください、と、今日、バイト先に伝えました。
反応は実にあっさり。学生さんたちがテスト期間に入るからもうちょっと出てよ、って言われるとか、辞める理由を根掘り葉掘り聞かれるとか、そういう展開を予想していたけど、まったくそんなこともなく。理由聞かれたらいろいろはっきりとぶちまけてしまおうと思ったのに、ざんねん（笑）
いろいろと不満があって、疑問に思うことも腹の立つこともあって、覚悟を決めて思い切って伝えたいくつかのことはあっさりと黙殺されて。イライラしながら仕事をすることが、最近多くて。
と、同時に、就活をして採用が決まり次第辞める、と、口約束だけど言っていたのにも関わらず、ほとんど就活もせずにずるずると居続けていることに対する罪悪感も多少はあって。
いつのまにか今の場所で、環境で働くことを純粋に楽しめなくなっていて。

仕事は好きだし、今の仕事に対するプライドもある。ときどきは、まったくイライラする要素の出てこない日もある。
その面だけ見れば、もうちょっと続けてもいいかもしれないとも思う。
だけど今抱えているイライラ、不満や疑問は、たぶんよほどのことがない限り完全には消滅しない。
ある程度信頼されている私が辞めることで、それだけ大きい問題だということに気づいて、少しは改善につながるといい。
そう、思って、辞めることを決めた。

けど。
本当にこの決断は正しかったのか。
もうちょっと時間をかけて吟味したほうが良かったんじゃないか。
辞めさせてください、という直前まで、ゆらゆらしてた。
だって、やっぱり好きだから。
どんな問題があっても、イライラすることがあっても、完全に嫌いにはなれない、から。
好きだけど、嫌いで、離れたいけど、居続けたい。
苦しい決断。

なんつーか、タチの悪い男を好きになっちゃった女の心理ってこんな感じかなぁ、とか（笑）。


吉と出るか、凶と出るか。
この決断が正しいかどうかなんて、結局は1年後、2年後になって見ないとわからないと思う。
ただ、大当たりじゃなくていいから、大外れではありませんように。