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「20%ルール」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070716i501.htm

今朝の読売新聞で見かけた記事。研究時間の20%を、自分の好きな研究に費やそうという日本物理学会の提言。グーグルなんかですでに取り入れてるんだって。
これいいと思う!
記事では研究者にスポットを当てているけど、仕事に対しても同じことが言えるのではないかな。
勤務時間にやらなきゃいけない仕事をぎゅうぎゅう詰めにされるよりも、多少の余裕があって、その中で自分が何をしたいか、何をすべきかを自由に考えて実行するほうが、働く側のやる気も出るし成長も早いと思うんだ。自分で仕事を探すっていうのは、視野を広めることになるだろうから。
まあもちろん、決められた仕事をきちっとこなすほうが楽、という人もいるだろうから、そういう人には向かないやり方だけど。
やっぱりね、指示された仕事をただ機械的に消化するだけっていうのは、つまんないと思うんだ。だってそれは機械だもん。自分じゃなくても、正確にこなせる人間であれば他の誰でもいいでしょ。でもそこに、ちょっとしたオリジナリティを組み入れるだけの余裕があったり、自分で仕事を見つけてそれをするだけの余裕があれば、やりがいはアップするよね。それを周囲の人たちに認めてもらえればなおのこと。

先日、新しい職場を見学したんだ。で、ちょっとがっかりしたの。
やるべきことがきっちり決まっていて、自分の頭で何かを考える必要がなさそうな仕事が多そうだったから。
たとえば、以前勤めていたコーヒーショップだったら、何時ごろには混むからそれまでに仕込みをやってしまおう、とか、ちょっと暇ができたからあそこの掃除をしようか、とか、考えてた。つい最近までやっていたフードテーマパークだって、ちょっとお客さんが少ないから今のうちにあそこをきれいにしよう、とか、子どもが一緒だから子ども用の椅子を勧めてあげよう、とか、段取りとか、何をすればお客さんが気持ちよく過ごしてくれるかとか、いろいろ考えてた。
でも新しい職場は、これをしたら次はこれ、っていうふうにきちんと仕事の流れが決まっていて、そこにオリジナリティが入り込む隙間がなさそうなんだ。まあ、この間は見学しただけで、まだ実際に働いたわけじゃないから本当のところはどうなのかは分からないけど。
なんか、自由度が少ないのはつまんないなぁ、って。

やるべき仕事、その最低ラインがあるのはどの仕事も一緒で、でも、やる気を出せば最低ラインと最高ラインとの差をどんどん広げられるって、すごくやりがいがあると思うんだ。だから、それを追求できるだけの余裕があるといい。
やりがいのある仕事は、誇りに思える仕事だ。やりがいのない仕事に誇りもへったくれもあるもんか。

つーわけで、「20%ルール」に一票!

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KANA
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