単焦点レンズ。
でもきっと、新品を買うとなるとかなり高価なんだろうなぁ。でもネットオークションなんかで競り落とすのもめんどうだなぁ。近所に中古のカメラ屋なんてないしなぁ。なんてぼんやりと考えていたんです。
で、先日、秋葉原にいく用事があったので目の保養だけでもと、空いた時間にヨドバシをふらふらしてたところ。
物によっては案外お手ごろ価格で買えることを知りました。
ネットで注文したのはその次の日です。
ひゃっほー!
そんなわけで今日、散歩がてら撮り比べてきたよー。
今回購入したのはAi AF Nikkor 50mm F1.8Dと、プロテクター代わりにケンコーのUVフィルター。そしてマルミのブルーハンサーライトというフィルターもついでに。フードももちろん購入。
以前から使っているのはAF Zoom-Nikkor 28-80mm f/3.3-5.6G。こちらもケンコーのUVフィルターを常用。
(レンズの名前なんて、今初めてまじまじと見たわ…)
Nikkor 50mm F1.8で。
Nikkor 50mm F1.8で、ブルーーハンサーライト装着時。
心持ち青くなる。
Nikkor 50mm F22で。フィルターはUV。
F値を変えてシャッタースピードが長くなったためか、青みが弱くなりました。
今度はZoom-Nikkor 28-80mmで。焦点距離50mm、F22で合わせました。
うむ、比べてみても特に単焦点レンズと違いはないように感じる。
引き伸ばして焼いてみると何か違うのかしら。
ズーム機能がないため自分が動いて被写体との間合いを計らなきゃいけない単焦点レンズ。
だけどズームレンズよりもよりF値が小さいため背景をぼかせられる単焦点レンズ。
これからうまく使いこなせるといいなぁ。
といっても、本社に退職届けとユニフォームその他もろもろを返却しに行っただけなんだけれども。
その後、銀座の高級カフェでスイーツをご馳走してもらって。
餞別を頂いて。
帰りがけに、二年半前までいた職場にも挨拶に行った。
世間話をしてきちんとお礼も言えた。
トータルで四年半もいた会社。
あまりにいろんな人に会って、お世話になってきたから、全員にはとても挨拶できなかった。
そう考えて初めて、どれだけの人と関わってきたかに気づく。
いろいろ、腹が立つことも情けなることもうんざりすることもあったけど、それでも恵まれた環境だったんだなあ。
そして、二年半前に辞めなくて本当によかった。うん。
有終の美。
ここで言っても伝わらないけど、皆様、本当にありがとうございました。
熱意がないなら、ちゃんと向き合うことができないならやめてしまったほうがいい。
そう思ったりもしたのでした。
でも、もう一度、ちゃんと自分にとっての写真というものを見つめなおしてみようと、京都一人旅にはモノクロフィルムを持参しました。
写真の原点であるモノクロ。白と黒の二色の世界。そこで自分に何ができるかを見つめ直してみようと。
で、1枚撮っただけであっけなくカメラの電池切れ。とほほ。
そのため浜松・箱根の旅でもカメラにはモノクロフィルムが入ったまま。
旅から帰ってきてプリントに出して、出来上がったものを見てやっぱり消沈。
たぶん私は、ファインダー越しの景色ときちんと向き合えていないんだ。
写真は私自身を写すものではない。
その向こうにあるもっと大きくて素晴らしい何かをとらえなきゃ。
もう少し、試行錯誤してみます。
写真は、京都で唯一撮れた貴重な1枚。
三条大橋(たぶん)から臨む鴨川。バスの車内にて。
最近まで陰陽師を読み返していたせいで、怨霊とか神仏の世界とかに引き寄せられている今日この頃、この番組は興味深かった。崇徳天皇ってこえぇ~。
うん、ここ数年、神道とか仏教に興味があるんだよね。仏教系の大学に通っていたから、信仰宗教に対する偏見が弱くなったのかもしれない。
日本人が長らく生活の礎としてきた信仰、その由来や歴史を知るのって悪くないと思う。自然に対する畏敬の念を持った日々の暮らしって、心豊かだよなきっと。
そして映画の陰陽師が無性に見たくなった~!パート2は見ていないんだよなー。野村萬斎の安倍晴明はほんとにはまり役だよ、うん。
というわけで、みなさま、あけましておめでとうございます。
私の昨年を一文字で表すなら「迷」、停滞の年でした。
サイトもブログもすっかり停滞。
暮れにようやくそこから抜け出す目処が立ち、今年は「進」「新」の年にしたいです。
ここももうちょっと見ごたえのあるページにしたいなぁ。
新しい年の始まり。
新しいこと、道を進むには戸惑いは付き物。それでも、ちゃんと目の前にあることと向き合って、自分のことも周囲の人のことも大切にしながら日々を楽しんで生きたいです。
みなさまにとっても、実りの多い一年でありますように。
さて、23日に旅から帰ってきて、24,25日は仕事、昨日今日はお休みでした。
昨日は写真を現像に出し(モノクロフィルムって外部業者に頼むんだって…!その日のうちにできると思ったのに)、年賀状を買って。
本日は自室の大掃除。本棚の中身を全部外に並べて干して、拭き掃除しました。大変だった……!
でもおかげで気持ちはすっきり。リビングとか台所もやりたくなっちゃった。一人暮らしだったらがんがんやるんだけどなー。
そんな年末。大晦日は丸一日仕事だけど、元日と2日はお休みです。新しい職場は12日から。
じゃ、恒例の(?)旅程一挙書き出し。
12月21日
19:22 新幹線乗車(こだまだっけな?自由席にしました)
↓
20:30過ぎ 浜松到着
HOTEL day by dayというビジネスホテルに宿泊。
駅からちょっと歩くけど、まだ新しいのか綺麗でシンプルで快適なホテルでした。
何より安い!
12月22日
ホテルチェックアウト後、浜松駅からバス
↓
9時ごろ 中田島砂丘
関東から一番近い砂丘です。あ、九十九里を抜かしてね。
まだ早かったせいもあるし、平日だし、あんまり知名度もないせいで
がらっがらでした。風紋がちゃんと見えてた!
規模としてはさすがに鳥取砂丘には遠く及ばないけど、
それでもがんがん写真を撮りました。
その後、浜松から東海道線に乗ってえっちらおっちらうつらうつら。
3時間以上の長旅。
小田原で降りて、駅ビルでラーメンを食べて、箱根登山バスに乗ってお宿へ。
↓
16時ごろ 箱根ハイランドホテル 到着
チェックイン後、ススキの群生を見に行こうとバスに乗るものの
違う方向へいってしまうという残念な結果。
どうも違う種類のバスに乗ってしまった模様。
ホテルからそんなに離れていなかったため、歩いてのんびり帰りました。
ホテルは超リッチ! 金額もけっこうなものだったけど、
自分へのご褒美だ!とここにしました。
うん、でも、期待が大きすぎたな…。
不快なことはなかったけど、やることがなくて暇でした…(笑)
12月23日
チェックアウトが12時だったので、のんびり朝の温泉に入り、
朝食を食べて、実際にチェックアウトをしたのは10時過ぎ。
てくてく歩いて、途中道を間違えながらススキの群生を見てきました。
もちろん見ごろはとっくに終わってしまっていたけど、それでも
なかなかの景色!
いつか盛りのときに来てみたいと思ったのでした。
その後バスで。
↓
11時30頃 ポーラ美術館
おしゃれで展示品もいっぱいあって見ごたえがありました。
ガレのガラス作品がすごく綺麗だった!
美術館内のレストランでお昼。
↓ バス
(何時か忘れた…) 星の王子さまミュージアム
高校のときにはじめてこの絵本を手に取って、ちょっと読んだものの
あんまり面白いと思えずに本棚に戻してしまった「星の王子さま」。
大学生のときに新訳されたものを読んで、
初めてその奥の深さを理解した本。
このミュージアムでは、作家のサン=テグジュペリの生い立ちを
見ることができます。
作者が最後、本当にサハラ砂漠で消息を絶ってしまった事は知っていたけど、
もしかしたら、いつかそうなることを望んでいたんじゃないかと思うほど
飛ぶことに人生をかけていた人だったんだと思いました。
園内はかわいらしくて、大人も子どもも楽しめると思います。
でも料金はちょいと高め・・・(笑)
↓
時間が余ってしまったのでホテルのロビーでお茶。
いやはや、庶民にはちょっと敷居の高いお値段でござった…。
↓
16:39
箱根高速バスで、ホテル前から新宿駅まで直行。
途中、東名で事故があったらしく大渋滞につかまり、新宿到着は8時過ぎでした。
なーんだ、箱根ってけっこう近いんじゃん! と思った旅でした。
旅をして、一区切り。
もうすぐ新しい年が、そして新しい仕事が始まります。
主な使用カメラ:NIKON U2 , NIKON D7000 , HASSELBLAD 503cx
植物と光と陰を撮るのが好きです。