ノルウェイの森

　今年の目標の一つは、映画をたくさん見ることです。
　本当は映画に限らず、いろんなアートに接していくことができると良いんだけどね。ま、一番身近なものだからね。

　というわけで、手始めに「ノルウェイの森」を観てきました。
　以下ネタバレありー。




・キズキがかなり初っ端にいなくなってびっくり。というか、自殺のシーンがリアルでぞっとした。
　確かにありゃあ小さい子どもには見せられないな。

・かなり原作に忠実でした。忠実すぎて詰め込みすぎ？とも思った。
　特に永沢先輩とか、突撃隊とか、出さなくてもよかったのでは……、とちょっと思った。
　でも出さなかったらそれはそれで間延び＆ワタナベの心情が生きないのかしら。むー。

・何もあんなに歩かなくても……、と思った。
　特に室内で歩き回るのって……、だいぶ不自然だ……。

・直子の精神が壊れていく様子が生々しかった。すごいよ菊池凛子！
　きっと、心を病んだ人って本当にあんなふうなんだろうな。


　全体的に、原作の雰囲気がかなりそのまま映像になっていました。あの、重苦しい、気だるい、胡散臭い、ゆっくりと沈み込んでいくような暗さ。同時に、どこかふわふわとした頼りなく漂っているような浮遊感、心もとなさ。
　たぶんあの時代の学生たちは、ほとんどみんなそういう感覚を味わっていたんだろう。
　登場人物の心の動きは、原作よりもむしろ映画のほうが伝わってきやすいかも。少なくとも私は、映画を見てやっと緑のことを理解できたような気がする。直子の不安定さもワタナベの心の揺れも、小説よりも生々しくて目が離せなかった。映像になるって、人が表現するって偉大だ。
　でもなー、覚悟はしていたけどベッドシーンが多かった！　いろんな人と簡単に寝すぎだよワタナベ！　それともあれが男の願望なのか!?　どうなの世の男性諸君!!　ちょっとあの点だけは理解しがたいわー。



　もう一度見たいかといわれると、うーん、という感じです。悪くなかったけど、ものすごくいいわけでもなかった。
　ああでも、あとからじわじわといろんな思いが浮かんでくるかも。忘れられない映画になるか、も…？
　という、個人的感想でした。お粗末様です。
　（本当に、まともな記事を書くのが久しぶりで文章がなんかおかしい。気持ち悪いけどどこを直せばよくなるかわからない……！）


　今度は予告でやってた「百夜行」と「ソーシャルネットワーク」が見たいです。うん、時間見つけて見に行こう。

新年のごあいさつ

　みなさま、新年明けましておめでとうございます。


　…………って、一通り記事を書いたのに消えてしまったーーー！！！
　もうすごいショックすぎてどうしよう！！！　今年一番のショッキング事件だ！
　年末年始の出来事も今年の抱負も書いて、読み返してよしこれでオッケーだと思って、あとはアップするだけだったのに～～～！


　ということで、全部を書き直す気力がないです。
　同じ文章なんて書けないし。
　ああもうどうしてくれよう！　ものすごく真面目に、いいこと書いたのに！
　ほんとにさっき書いた文章とこの記事との格差を見せたかったよ！
　はぁぁ～～～～･･･。


　そんなわけで、こんな上月ですが今年も一年、どうぞよろしくお願いします。
　もうほんとに、まったく……。

春に向けて

　秋口からわがマンションの大規模修繕が行なわれている関係で、ベランダはしばらく何も置けない状態でした。
　洗濯物干し、鉢植え、物置、エトセトラエトセトラ、を、すべて家の中に避難させ、アリの巣ができてしまったため屋内では保管できなくなった大きい鉢は祖母の家に預かってもらい、水遣りがしづらくなった植物は皆枯れ……。塗装をするため、数日間はまったく窓が開けられないという時期もあったり……。というなんとも寂しくわずらわしい日々。
　それがようやく終わりかけ、やっとこさベランダにものが置けるようになったのが数日前。

　というわけで、日曜にホームセンターで球根を買って植えつけたよー。
　ものすごーぃ、数十分も売り場で悩んだ挙句、ピンクのノーマルなチューリップに、赤･ピンク･黄色のミニチューリップのセット、それからチューリップよりも早く咲くクロッカスも買ってみました。
　で。
　想像以上にたくさんになってしまった……。
　実際に植えつけてみたら、相当な量で、大小合わせて4つの鉢に植えてみたけれどまだ若干余っている始末（笑）。まあ、次回のためにとっておけばいいか。
　祖母に預けている鉢も父に回収してきてもらって、早く手入れがしたいものです。（というか、アリをどうにかして退治したい……！　良策求む！）

　
　春になって、かわいい花が咲いてくれるのを今から楽しみにしている今日この頃です。

あたらしいうた

　先日、職場の一期上の年下の子に、「上月さんって悩みなさそう」といわれて軽くショックを受けている上月です。癪です。失敬な！
　でも考えてみたら、確かに最近だいぶふさぎこむことは少なくなった。うむ。あまりいろいろ考えなくなったという点で、必ずしもいい変化だとは言い切れないところはあるけども。

　さて、9月は撮影、10月はライブで写真展示、そして来月は職場の忘年会で先輩が髪の毛をいじってくれるという嬉しい約束をしているという、毎月何がしかの楽しい出来事がある今日この頃ですが、今月も楽しいことはあって。
　今月というか、今日、というか。
　これからZepp tokyoのCoccoのライブに行ってきます！　
　初めてのスタンディングライブで、整理番号もよくなくて、どうなることか不安ではあるけれど、久しぶりのCoccoのライブ、楽しんできます！
　土曜が休みじゃないうちの職場だけど、かわりにこうやって希望する日を公休にできるって、実はけっこう嬉しい。

　さて、そろそろ準備をするか！

無題

　土曜も出勤の職場のため、貴重な2連休の初日。
　このところいろいろ忙しかったから、と、一日何もせず。
　昼食は冷凍ピザとインスタントのスープだけ。夕飯も母が作ってくれるのでそれを待っていれば良い。
　一人暮らししたら、まともな食生活を送れないよな自分。

　午後から夜まで、ベッドで本を読んでた。窓の外がどんどん暗くなる。
　なんだか、今、自分がいくつなのかわからなくなりそうだった。
　中学生が主人公の小説を読んでいたからかもしれない。自分も中学生のような気がした。
　中学生のときも、よくベッドの上で本を読みながら休日を無駄にしていた。
　あの頃から、一体何が変わったというのだろう。
　どれだけのものを得られたというのだろう。

　ぼんやりと、ただぼんやりとそんなことを思う。