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伝えたいこと。湧き上がってくるもの。
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 昨日は、THE NIGHT FLYERの初ワンマンライブ、「パーフェクト・ワールド」に写真展示としてお邪魔させていただきました。
 もう最高でした!まだ余韻が抜けない。あの幸せな感じがじんわり体をあっためている感じ。
 今は脳内で「家に帰ろう」リピート再生中。優しく穏やかな歌。良いなあ、好きだよ、この曲。

 2時に会場入りしてドラマーの若奥様に手伝ってもらいながら写真の設置をしているところから、既に楽しかった。だってすぐ横で音合わせをしているんだもの。ボーカルの小池ちゃんの生歌がBGMですよ! 素敵! 一緒に口ずさみながら、リズムを取りながら、写真のレイアウトをあれこれ考えて貼っていました。
 会場では、限定100名様にナンバリングのスタンプを押した生写真も配布。それをパンフレットに挟んで袋詰めする作業が意外に手間取り、オープンが予定の5時、ギリギリになってしまった。ギリギリアウトだったっけ?
 続々と入ってくるお客さん。談笑したり、写真を見たり、いろいろ。
 たぶん、バンドメンバー・映画関係者(ライブでは30分くらいのムービーも流したのです)の知り合いか、そのまた知り合いだけしかお客さんはいなかったはず。それでもたくさんの人が集まってくれました。あとから聞いたら100人弱だったそう。すごい人脈だなぁ。(私は誰も知り合いを呼べなかったのです…。集客の手助けができなくて申し訳ない……。)
 ライブは、ほぼ定時、6時過ぎにスタート。


 本当に、本当に、いい意味で力の抜けた、気取らずあったかい、お客さんとの距離の近い、最高のステージでした!
 私は最前列をうろうろさせていただいて写真撮影係。姉にデジタル一眼を借りていたため、心置きなくバシャバシャ撮らせていただきました。うろちょろしてお客さんの目障りになってなかったかどうかが心配……。
 メンバーのみんなもすごく楽しそうで、いい笑顔をしていました。緩やかな曲調の第一部と、映画を挟んで、アップテンポな曲を続けざまに演奏し明るく幸せな曲で終わった第二部。緩急のつけ方も絶妙でした。そんな姿を撮っていたらこっちまで嬉しくなっちゃう。たぶん、彼らを見ていたお客さん全員がそんな気持ちだったんじゃないかな。背中越しに感じる会場の空気も始終和やかでした。
 彼らの初めてのライブに呼ばれて見に行ったあの日から、もう何年? 6年かな? 間もなく写真班として関わるようになって、ずいぶん長い間お付き合いさせていただいて、その間、いろんなことがありました。たくさん笑ったし、たくさん悩んだし。もちろんメンバーは私以上に、苦悩も笑顔も経験していて。それを間近でずっと見てきて、何度もライブを見させてもらって、いっぱい話し合って。だからこそ、彼らの最高に輝いている姿を見られるのがもうね、本当に嬉しいし楽しかったんだよ。お世辞じゃなく、誇張じゃなく、今まで見てきたナイトフライヤーのステージの中で一番最高の一夜だった。
 映画や休憩も入れて2時間ちょっとのステージは、物足りなさを感じるくらいあっという間でした。


 撤収後は関係者総勢20人くらいで打ち上げ&行ける人だけでオールナイト。余韻覚めやらず、みんなでずっと喋って、朝方ちょっとだけカラオケで歌いました(またあのメンバーでカラオケ行きたい!)。で、5時過ぎに解散。
 私はカメラを返さなければならなかったので、朝マックしてから渋谷から程近い姉の家を訪ねて、写真のデータをCDに落としてもらって、何だかんだで10時半ごろ渋谷を出たのでした。
 だから夜になった今もまだ、体はぐったり。でもその分体ごと、幸せな昨日の余韻の中にどっぷり浸っています。やー、明日から仕事なんてほんとにどうしよう。ちゃんと仕事モードに切り替えられるかな。

 楽しい、嬉しい、高揚、和やか、幸せ……。そんな言葉を何度も何個も連ねたって表現しきれないくらい、文句なしに最高の一夜でした。
 バンドメンバーのみなさま、関係者のみなさま、お客様方、本当にありがとうございました。お疲れ様でした!!! 

*********
 きっと今回もまた、写真の展示をさせてくれるんだろう、と、もしかしたらパンフレットか何かに一言を求められるんじゃないかと、かなり以前から実はちょっと期待していた。一言を求められるなんて決まってないうちから、なんて書こうかな、と妄想していたりした。
 あくまでも妄想。依頼がなければ自分から書かせて、とは言わなくていいや。よっぽど書きたかったら自分のブログで書けばいいし。そんなふうに思っていた。
 去年の4月くらいから、ナイトフライヤーは一年かけて「ジュウニブンノイチ」というストーリーを展開していた。高校生の坂田十希が道ならぬ恋をし、恋に破れて深く傷つき、そんな中で夕鶴という女性とであって、ごく普通の穏やかな恋愛に触れて、ごく普通の、けれど優しく暖かい幸せに気づく、ごく簡単にいえばこんなストーリー。その終着点が昨日のワンマンライブ。そう聞いていたから、二人の幸せを祝うような内容にしようとぼんやり思っていた。

 そんな中、あの3月。
 たぶん、あと10年もしたら2011年は教科書に載るんだろう。いずれ、ひとつの大きな歴史となるんだろう。

 ぼんやりと考えていた文章の内容は、少しだけ意味合いが変わった。自分の中で。


 ワンマンライブの1ヶ月くらい前、バンドサイドからパンフレットにコメントかインタビューを載せようかと思っている、という話を聞いた。よし来た、と思った。純粋に嬉しかった。やってやるぜ、と思った。
 正式なオファーが来たのがライブの10日くらい前で、あと2、3日で原稿が欲しい、といわれて、ずっと頭の中でぼんやりと考えていた思いを文章化した。
 勢いで書いた文章だからあんまり練りきれてなくて、原稿を送った当時には満足していたのに読み返すといい足りなかった部分、表現しきれていない思いがって、ああここはもうちょっとこうすればよかった……、と思ったりもするけれど、おおむね、満足している。
 会場の写真の中に、実は岩手で撮ったものも2枚、紛れ込ませた。
 東京のライブハウスで、100人くらいにしか配っていないパンフレットの寄稿。あの3月がなくても、きっとほとんど同じものを書いていたと思う。何の力もない、大した覚悟もない、一般人の書いた文。
 だけど、たぶんこれが私の思い。

 せっかくなので、ここにも載せます。


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2011年7月10日に寄せて
KANA


明けない夜はない、という言葉に励まされたことはない。
夜のうちに死んでしまえば、もうその人に朝が来ることはない。ずっとそう思ってきた。

だけど今のところ、明けない夜を経験したことはない。

朝がいつも清浄で尊いものだとは限らない。
闇の中でまとわりついてしまった醜い何かが、
晒されてしまうかもしれない。
何も見えなくなっていた間にまるで変わってしまった世界に、
一人放り出されて途方に暮れるかもしれない。
無慈悲で、残酷でさえある。
大体、清浄・尊いなんて人間が作った勝手な価値観だ。朝はただ、朝であるだけ。
と、理解はしていても、気づけば私はいつだって光を求めている。

あなたは今、どのあたりにいるのだろう。
いくつの夜を越えて、今を生きているのだろう。
それとも、暗闇で息を潜めている只中なのだろうか。


夜を迎えなければ朝顔は咲かない。
まぶしい光の中で、あなたが笑ってくれることを、私は願っています。

20110710.jpg

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日本写真芸術専門学校在籍。
主な使用カメラ:NIKON U2 , NIKON D7000 , HASSELBLAD 503cx
植物と光と陰を撮るのが好きです。
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